モンクシールの子育てのためにカイマナビーチを一時閉鎖
州当局は、オアフ島カイマナビーチで絶滅危惧種である
ハワイアンモンクシールのベビーが誕生したことをうけ、
今後5~7週間、カイマナビーチを一時的に閉鎖すると発表。
ビーチ利用者に対して理解と協力を呼び掛けている。
国土天然資源局では、モンクシール母子の保護のため、
カイマナビーチの周囲50 ヤードに警戒線や警告板を
設置するとともに、24時間体制での監視を実施。
水中のモンクシールの保護のため、ジェットスキーに
乗った警官による監視なども行われている。
専門家の一人は「モンクシールは、ビーチエリアから
離れた場所に移動する可能性もあり、
モンクシールの授乳期間中となる今後5 ~ 7 週間、
カイマナビーチエリアで泳ぐのは安全ではありません」とコメント。
出産直後で子育て中の野生動物は通常と比較しても
攻撃的になりやすいため、モンクシールが安心して
子育てできるよう、離れた場所から見守ってほしいとしている。
なお、ビーチエリアに設けられている立ち入り禁止区域に
立ち入った場合、故意に絶滅危惧種に嫌がらせをしたり
傷つけたとした罪状などで、起訴または逮捕となる可能性がある。
カイマナビーチでは昨年7月、ビーチで子育て中だった
モンクシールのロッキーが、モンクシールから
距離を保つようにという警告を無視し、
自分と子どもに近づきすぎたスイマーを
攻撃する事故が発生していた。
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