ハワイ「最後の王族」死去
【カイルアコナ(米ハワイ州)AFP時事】
19世紀末の米国への併合前にハワイ王国を
治めた一族の末裔(まつえい)で、
「ハワイ最後の王族」と言われた女性の
アビゲイル・カワナナコアさんが11日、死去した。
96歳だった。王族公邸だったイオラニ宮殿が12日、
明らかにした。
同宮殿は声明で、カワナナコアさんが「(オアフ島)
ヌウアヌの自宅で、配偶者に見守られ、
安らかに息を引き取った」と発表した。
死因は明らかにされていないが、
現地メディアによれば、健康状態が悪化していた。
カワナナコアさんは王国の終わりから30年以上たって
正式に一族のメンバーと認められたが、
公式の肩書は持っていない。ハワイでは別の王族子孫である
オワナ・カオヘレラニさんが、王家当主を名乗っている。
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