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笑いはストレスや血糖値に効く!?

新型コロナウイルスや花粉症など、免疫力を高めておきたい時期。
免疫力をアップさせるためには、食事や運動、睡眠などがあるが、
日々のちょっとした気持ちの持ち方でも変わる。

笑うことによって、神経伝達物質である
セロトニンが放出されて活力が高まる。
セロトニンは別名「幸せホルモン」と呼ばれ、
不足すると、うつ病やパニック障害、
摂食障害など心の疾患を引き起こしやすいとされている。

そして脳内モルヒネであるエンドルフィンや
ドーパミンが大量に分泌され、
精神の鎮静効果が期待できる。
笑いにより、ストレスホルモンである
副腎皮質ホルモンの分泌が減るというデータがある。

また血糖値にも影響することがわかっている。
血糖値はストレスによって上昇するが、
笑うとインシュリンを分泌する遺伝子作用が
働いて血糖値を正常化させるという。

このように、笑いはストレスや血糖値に
良い影響を与えることが、科学的に証明されている。
笑うことで、免疫力が高まる効果も実証されているという。

がん細胞は正常人でも毎日3,000~5,000個生まれるが、
これを免疫細胞の一つ、NK(ナチュラルキラー)細胞が、
がん細胞やウイルス感染細胞に直接に働きかけ、
それらを破壊する。幸せだと思うと、
ドーパミンやベータエンドルフィンなどの善玉ペプチドが生まれ、
NK細胞にシャワーのように降り注ぎ、NK細胞の力を強く活性化する。

笑いはガンに対する抵抗力を高め、免疫機能を正常化させる。
さらに、免疫機能を薬で活性化させるには
一定の時間がかかるのに対し、
笑いには、短時間で免疫系を正常化させる生理学的効果、
つまり即効性があるということが判明した。

つづく
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