トマトジュースの効能
■リコピンの抗酸化作用、生活習慣病予防作用
リコピンが注目されるようになったのは、1989年に、その抗
酸化作用がビタミンEの100倍、β-カロテンと比較しても2倍
強いことが明らかにされてからです。
酸化作用がビタミンEの100倍、β-カロテンと比較しても2倍
強いことが明らかにされてからです。
活性酸素はがんや動脈硬化症などの生活習慣病を引き起こしたり、
老化を促進したりしますから、その活性酸素を消去すること(抗酸
化作用)によって、生活習慣病予防作用や老化抑制作用が期待でき
ます。
老化を促進したりしますから、その活性酸素を消去すること(抗酸
化作用)によって、生活習慣病予防作用や老化抑制作用が期待でき
ます。
また、最近、リコピンには、細胞のがん化を防ぐ役割を持つ遺伝
子を活性化する機能があると考えられています。実際に、がんにか
かった人の血中リコピン濃度は、正常な人と比べて低いことが、様
々ながんについて明らかにされてきており、リコピンのがん抑制作
用が注目を集めています。
子を活性化する機能があると考えられています。実際に、がんにか
かった人の血中リコピン濃度は、正常な人と比べて低いことが、様
々ながんについて明らかにされてきており、リコピンのがん抑制作
用が注目を集めています。
動物実験では、6倍に薄めたトマトジュースが、大腸がんの発症
を抑制することを明らかにしました。また、肝臓がんや膀胱がんに
対しても、予防効果があることを解明してきています。
を抑制することを明らかにしました。また、肝臓がんや膀胱がんに
対しても、予防効果があることを解明してきています。
これらの実験の中で、試薬のリコピンと、同じ量のリコピンを含
むトマトジュースとで、予防作用を比較しましたが、むしろトマト
ジュースの方が良いという結果が得られています。つまり、薬とし
てではなく、食品としてトマトを摂取することでがんの予防が可能
であると考えられます。
むトマトジュースとで、予防作用を比較しましたが、むしろトマト
ジュースの方が良いという結果が得られています。つまり、薬とし
てではなく、食品としてトマトを摂取することでがんの予防が可能
であると考えられます。
また、トマト(リコピン)の摂取は、動脈硬化症の原因となる、
LDLコレステロールの酸化を抑制し、動脈硬化症の予防に役立つ
ことが判っていますし、老化とともに衰える学習・記憶能の維持に
も効果がある、というデータも得られてきています。
LDLコレステロールの酸化を抑制し、動脈硬化症の予防に役立つ
ことが判っていますし、老化とともに衰える学習・記憶能の維持に
も効果がある、というデータも得られてきています。
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