12歳で核融合炉を完成させた天才少年
テネシー州メンフィスに住む現在14歳のジャクソン・オズワルト君。
彼の趣味は、テレビゲームやインターネットなど
フツーの少年たちが熱中するものではなく
……なんと核融合炉の組み立てなんです。
製作期間は1年半。原子同士が拘束で衝突して
エネルギーを生み出す装置を、
自宅で完成させてしまったジャクソン君。
テレビゲームへの興味を捨て、核融合炉を自作することに
目覚めたジャクソン君。ALIEN STARによりますと、
彼は最初はネットで自作した人たちを調べ、
そこから作り方を学んだそうです。
次いで必要な資材をリストアップし、
競売サイトeBayでパーツを漁りました。
意外とパーツ集めは簡単に済み、彼は古い子供部屋を
8,000ドル~1万ドル(約89万円~111万円)かけて実験室に改造。
諸々を両親から工面して貰いつつも、
実験室と核融合炉を完成させたのです。
難しかったのは、パーツをすべてひとつに組むときだったそうです。
何故なら、核融合炉を作るための取説がなかったから。
そこで彼は、素人の物理学者たちが集う掲示板を利用し、
トライ&エラーを繰り返しながらコツコツと作っていったのでした。
完成したのは、13歳になる1時間前だったのとこと。
出来上がった結果をオープン・ソースの核融合装置研究協会に投稿し、
サイトの管理者にして72歳の検証者
リチャード・ホール氏にお墨付きを貰ったのでした。
これまでにも、2014年に13歳だったジェイミー・エドワーズ君が、
核融合が可能な原子炉を作ったこともありました。
ですがジャクソン君は12歳のときに
核融合炉を完成させたので、
最年少記録を更新したってことになりますね。
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